3月28日、長野県は女性のスカート内の盗撮を行ったとして43歳の男性職員を停職4か月の懲戒処分としました。
停職4か月の処分を受けたのは、産業労働部の現地機関に勤務する主任級の男性職員（43）です。
県によりますと、男性職員は2024年8月に長野県内の店舗で手提げバッグに隠した小型カメラで複数の女性のスカート内を撮影した性的姿態撮影等処罰法違反の罪で2025年3月17日に罰金50万円の略式命令を受けたということです。罰金はすでに納付したということです。
男性職員は盗撮を行ったその日に警察から任意で事情聴取を受け、翌日、上司に報告していました。
県の聞き取りに対し、少なくとも2019年度から同様の盗撮行為を繰り返していたことを認め、「下着を見る目的で盗撮行為を行った。県民や職場の信頼を裏切る行為であり、深く反省している」などと話していたということです。
県では、部長級の男性職員が女性のスカートの中などの盗撮行為を繰り返したとして停職6か月の処分を受け、すでに退職しています。
県は「県民の皆様の信頼を損なう事態を招いたことは誠に遺憾であり、重ねて深くお詫び申し上げます。今後一層、綱紀の粛清を図り、県職員としての自覚と責任を認識させ、同様の事案の発生防止に努めてまいります」とコメントしています。
NBS長野放送 - 2025/03/28 15:57