セルティックの選手のオフの動画がSNS上で拡散されたことを受け、ブレンダン・ロジャーズ監督は選手たちを擁護した。
被害に遭ったのは、FWアダム・イダー。チームがオフだった16日の夜に外出していた中、タクシー内で嘔吐しているように見える動画がSNSで拡散されていた。
真偽の程は定かではないが、著名人を盗撮し、晒し者にする行為は現代ではよくあること。ロジャーズ監督はイダーが休日に電話をかけてきて状況を説明してくれたとし、こうした行為をする人々を非難した。
「悲しい気持ちもある。彼は自分がチームの中でどこにいるのか、集中力やメンタル面でもどこにいるのかを知っている。休みの日だったのにだ」 「私にとって悲しいのは、休みの時に気楽に過ごすことさえできない24歳のサッカー選手が、誰かに撮影されてしまうことだ」 「これは今、一般の人々にとっての課題だと思うが、特に若いサッカー選手ならそれを実感するだろう」 「彼からすべてを聞いた。彼が素晴らしい若手プロフェッショナルであることに疑いの余地はない」 「悲しいことに、これが世の中の常だ」 「人々はサインをもらいに行ったり、ビデオを撮りに行ったりするかもしれないが、そこにピエロが現れてビデオの中で何か別のことを言うだろう」 「すると人々は不思議に思う。なぜ選手たちはビデオを撮らないのか?なぜサインしないのか?なぜ車で通り過ぎるのか?なぜなら、彼らを暴露しようとしているからだ」 「では、なぜ彼らはリスクを冒すのか?そのまま通り過ぎてしまうのか?それとも気にしていないのか? これは悲しいことだ。なぜなら、子供たちは自分の物にサインをもらったり、その他何でもしてもらいたいと思っているからだ」 「これが我々の現状だ。我々はただそれを受け入れて生きていかなければならない」 悪意を持った人々が増えたことで、子供たちへのファンサービスすらできず、その結果批判の対象にもなる現代の選手たち。対応しても、対応しなくても晒され、批判の対象となる選手たちをロジャーズ監督は憂いている。
超WORLDサッカー! - 2025/04/19 11:35