トヨタ自動車が運営するトヨタ博物館(愛知県長久手市)の副館長を務めていた同社元社員の男が、職場で女性のスカート内を盗撮したとして、県迷惑行為防止条例違反と性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の罪で起訴されていたことが14日、分かった。男は同県豊田市の無職増茂浩之被告(57)で、13日に名古屋地裁で初公判が開かれた。
検察側冒頭陳述によると、被告は女性たちを呼び出し、前かがみになった機会を狙って盗撮に及んだ。被害者が気づき、上司に相談し発覚したという。
トヨタは「被害に遭われた方々に深くおわびする。元社員に事実関係を確認した上で、厳正に処罰した。会社としても再発防止に努める」とコメントした。
共同通信 - 2025/05/14 17:47