栃木県内の県立高校の教員による盗撮事件を受け、県教育委員会は２７日、宇都宮市で県立学校の臨時校長会を開き、改めて再発防止に向けて意識の徹底を図りました。
臨時の校長会には、県立高校と特別支援学校の校長、約７０人が出席しました。
会議の冒頭、中村千浩教育長は「不安を感じている多くの児童生徒や保護者に心からのおわびを申し上げます」と謝罪しました。そして、「信頼回復のためにひとり一人が教員としての自覚をもって職務に励むようお願いいたします」と呼びかけました。
このあと会議は非公開となり、会議のあと報道陣の取材に応じた中村教育長によりますと、それぞれの担当課から学校内の点検と服務規律の徹底に向けた研修の取り組み、それに学校施設の入退室の管理の強化などを校長らにお願いしたということです。
事件発覚前に文部科学省からの通知を受けて、ことし７月に実施した県立学校内の点検では、小型カメラなど不審物は発見されなかったということです。
とちぎテレビ - 2025/08/27 18:37