名古屋市の教員らが児童の盗撮画像をSNSグループに共有していたとされる事件で、新たに神奈川県の教員の男が逮捕されました。
2日、愛知県南警察署。カメラから顔を背けるように歩く男。神奈川県の中学校に勤務する教員・石川勝也容疑者です。
逮捕の前日まで通常通り勤務し、2学期の初日だった、1日に逮捕されました。
石川容疑者は、小学校や中学校の教員が児童の盗撮画像を共有していたSNSグループのメンバーで、4人目の逮捕者です。
これまでに、管理者で、名古屋市の小学校教諭・森山勇二被告ら3人が起訴されています。石川容疑者は、去年、神奈川県内の施設で、13歳未満の女の子2人の下着を盗撮し、動画などをグループに共有した疑いがもたれています。
調べに対し、「撮って送りました。性的欲求を満たすため」と供述しているそうです。
神奈川県教育委員会によると、生徒や保護者から信頼されていたという石川容疑者。グループは秘匿性の高いアプリで画像や動画を共有していました。他の3人のスマートフォンの解析結果などから石川容疑者が浮上したということですが、メンバー同士の面識はなかったとみられます。
グループには約10人の教員が参加していたということで、愛知県警は捜査本部を設置し、残るメンバーについても捜査を進めています。
中京テレビNEWS - 2025/09/02 16:41