名古屋市内の小学校が、児童の顔などを撮影した、カメラとSDカードを紛失しました。
一連の盗撮事件を受けて決まった管理ルールが徹底されていませんでした。
名古屋市教育委員会によりますと、学校所有のデジタルカメラなどを紛失したのは名古屋市東区の旭丘小学校で、20代の男性教諭が管理していたものでした。
SDカードには児童27人分の顔写真や、遠足や運動会の写真、体育の授業の様子を記録した動画などが入っており、校内を捜索しましたが見つからなかったということです。
これを受け、学校は写っていた児童と保護者に謝罪。何者かに盗まれた可能性もあるとして、警察に被害届を提出しています。
教育委員会は、名古屋市の教員らによる児童の盗撮事件を受けて、今年7月に写真を撮影後はデータを学校の共有サーバーに移行した後に、速やかに消去することや、カメラとSDカードは、鍵のかかる保管庫で管理するなどのルールを徹底するように各学校に周知していました。
しかしこの学校ではルール通りに管理していませんでした。
中京テレビNEWS - 2025/11/05 19:19