名古屋市の教員らが女児を盗撮し、交流サイト(SNS)で画像を共有したとされる事件を受け、三重県議会は22日、盗撮カメラの探知機を高校や特別支援学校などの全県立校に計75台配備する費用を盛り込んだ2025年度補正予算案を可決した。県教育委員会によると、探知機は目視で発見するのが難しい小型カメラの電磁波を捉えることができる。
県教委は9月、更衣室やトイレを年3回重点的に点検することや、教員が私物のカメラで児童らを撮影するのを原則禁止することを定めた対策を公表した。
関連費用として、探知機や、教育活動を記録するカメラ382台の購入費として計約1050万円を補正予算案に計上した。
共同通信 - 2025/12/22 15:53