MF松木玖生が所属するサウサンプトンのトンダ・エッカート監督が、対戦相手へのスパイ行為を許可したことを認めた模様だ。現地時間22日、イギリス紙『BBC』が伝えている。
EFLチャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)に属するサウサンプトンは、プレミアリーグ昇格プレーオフ準決勝でミドルスブラを2戦合計スコア2-1で下し、同23日に行われる決勝でハル・シティと対戦する予定だった。しかし、サウサンプトンが昇格プレーオフ第1戦の前からミドルスブラの練習場へスタッフを送り込み、練習の様子を盗撮していた疑惑が浮上。EFLは独立委員会による審理の結果、サウサンプトンの昇格プレーオフ追放と来季のチャンピオンシップにおける勝ち点「4」の減点処分を発表していた。
選手たちが公正な戦いの中でプレミアリーグ昇格を目指していたなかで、チーム首脳陣による“スパイゲート”で昇格が絶たれるという悪夢。当然、選手たちからは首脳陣を糾弾する声が挙がり、クラブが選手側から提訴される可能性もある。『BBC』は今回のスパイ行為について「クラブの上層部によって仕組まれた意図的な計画」だったと報道。エッカート監督が対戦相手へのスパイ行為を許可したことを認めたこと、アナリストを務めていたインターンの青年に対してミドルスブラの練習を撮影してくるようクラブから指示があったことなどを伝えた。
特に問題なのは、エッカート監督がスパイ行為を認知していただけでなく“容認”していた点だ。EFLの独立委員会も「下級職員が、少なくとも道徳的に間違っていると感じる活動を行うよう圧力をかけられた」「こうした職員は雇用保障がなく、指示に異議を唱えたり抵抗したりする能力も限られている、脆弱な立場に置かれていた」と、不利な立場にある職員を利用したクラブの計画的なスパイ行為を非難している。
サッカーキング - 2026/05/22 11:20