横浜市は28日、市内の児童相談所一時保護所で20歳代の男性職員が一時保護中の10歳代の男子の尻などを盗撮したと発表した。今後、市は男性職員を処分する方針。
発表によると、男性職員は6月、夜の就寝時間の見回りの際、寝ている男子のズボンを脱がして尻などをスマートフォンで撮影した。男子が別の職員に相談して発覚。県警が不同意わいせつの疑いなどで男性職員を横浜地検に書類送検した。
再発防止策として、市こども青少年局は7月、所管施設に隠しカメラが設置されていないかなどの緊急点検を通知。今後、施設共用部への防犯カメラ設置なども検討していくとしている。
男性職員は昨年1月から雇用された非常勤職員。市こども青少年局の福嶋誠也局長は「職員が検察官送致された事実を重く受け止め、厳正に対処する」とコメントした。
読売新聞オンライン - 2025/08/28 22:23