アニメ『鬼滅の刃』の公式サイトとXが25日に更新され、公開中の劇場版『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』について盗撮映像がネット上に流出していることを報告し、日本語のほか英語、中国語で海外の人もわかるように注意喚起した。
【画像】童磨VSしのぶ!猗窩座の戦闘シーン 公開された『鬼滅の刃』場面カット Xでは日本語、英語、中国語で「『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の盗撮映像がインターネット上に見られます」と盗撮被害を報告。
「劇場での映画の盗撮行為は犯罪です。悪質な著作権侵害に対しては、刑事告訴を含む厳正な対処をしていく所存です」と注意喚起し、「これからも『鬼滅の刃』を映画館で楽しんで頂ける様、適切に対応して参ります」と伝えた。
サイトでも「現在公開中の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』につきまして、大変多くの方にご鑑賞頂き、映画館にお越し頂いたお一人おひとりに、劇場関係者の皆様に心より御礼申し上げます。本作に関して、本編映像を盗撮した映像がインターネット上に見られます」と説明。
「劇場での映画の盗撮行為は「映画の盗撮の防止に関する法律」(映画盗撮防止法)により犯罪です。また、盗撮した映像をX(旧Twitter)やTikTok等のSNS、YouTubeやFacebook、動画配信サービスやサーバー等にアップロードすることも著作権侵害であり、犯罪です」。
「映画盗撮防止法および著作権法に違反して著作権侵害が行われた場合には、10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方が科せられる可能性があります。盗撮行為、違法アップロード等の悪質な著作権侵害に対しては、刑事告訴を含む厳正な対処をしていく所存です。匿名での投稿であってもアップロード元は特定可能であり、処罰の対象となります。これからも『鬼滅の刃』を映画館で楽しんで頂ける様、適切に対応して参ります。引き続き、何卒よろしくお願い致します」と呼びかけた。
『鬼滅の刃』は、2016年2月から20年5月まで『週刊少年ジャンプ』で連載していた人気漫画が原作で、大正時代の人喰い鬼の棲む世界を舞台に、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため<鬼殺隊>へ入隊し、家族を殺した鬼を討つ姿を描いた物語。コミックスの全世界累計発行部数は2億2000万部を突破している。
2019年4月から9月にかけてテレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が放送され、大きな話題となり、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が2020年10月に公開。全世界での興行収入は約517億円を突破するなど社会現象となった。
その後、ゲーム化や舞台化もされ、2021年12月にテレビアニメ「遊郭編」、2023年4月に「刀鍛冶の里編」、2024年5月~6月に「柱稽古編」が放送。そして劇場版『鬼滅の刃 無限城編』が3部作で制作され、『劇場版「鬼滅の刃」 無限城編 第一章 猗窩座再来』では、炭治郎たち“鬼殺隊”が鬼の根城<無限城>を舞台に、宿敵・鬼舞辻無惨、上弦の鬼との最終決戦が描かれる。全452館(通常393館+IMAX59館)で上映中。
オリコン - 2025/07/25 12:04