路上で女性のスカート内を盗撮したとして、警視庁が、同庁の方面本部に所属する40歳代の男性警部を11日に性的姿態撮影処罰法違反(撮影)容疑で東京地検に書類送検し、減給100分の10(6か月)の懲戒処分としたことがわかった。警部は同日、依願退職した。
捜査関係者によると、警部は5月上旬の午前、東京都目黒区の東急電鉄自由が丘駅近くの路上で、通行人の女性4人のスカート内を靴に隠し入れたペン型カメラで盗撮した疑い。「気持ちが抑えきれなかった」と容疑を認めている。
警部は同じ日の午後、渋谷区の商業施設内で、女子高校生のスカート内を同じ手口で盗撮。目撃した男性に取り押さえられ、一連の事件が発覚した。
読売新聞オンライン - 2025/07/12 11:59