教員らの性犯罪歴を確認する「日本版DBS」の制度の詳細について話し合うこども家庭庁の有識者検討会が30日開かれ、中間報告の取りまとめに向けて議論した。
小学校の教員が女子児童の盗撮画像などを共有していた事件を受け、委員からは対策強化を求める意見が続出。盗撮もDBSの対象となることを十分に周知し、教員向けの研修内容などに反映させる方針を確認した。
同庁の藤原朋子成育局長は、「盗撮は(制度の)対象となる性犯罪。刑が確定すれば教育現場に戻ることはできなくなる」と強調した。
時事通信 - 2025/06/30 18:40