京都府警は、「リベンジポルノ」やアスリート盗撮の防止を訴える動画を制作するなど、若者の性暴力被害の抑止活動に取り組んできた京都産業大の学生団体「アベリア」に感謝状を贈った。
同団体は2022年7月に結成。盗撮や痴漢、ストーカー、DVなど、女性が被害者となる犯罪を抑止しようと、府警と連携して啓発動画の作成やチラシの配布などに取り組んできた。
11月に京都市北区の同大学で贈呈式が行われ、代表の3年小谷優太さん(21)に、府警生活安全部の永野雅登実次長から感謝状が贈られた。小谷さんは「痴漢などの性犯罪は学生の被害も多いため、学生が中心となって被害防止を訴えることに意味があると思う。これからも被害ができるだけ少なくなるよう、活動を続けていきたい」と話していた。
京都新聞 - 2025/12/30 06:00