滋賀県教育委員会は、県立高校や特別支援学校の全校に「盗撮カメラ発見器」を配備し、21日、県立草津高校で管理職向けの講習会を開いた。これまでも校内の定期点検はしてきたが、ハード面を強化することで、盗撮の抑止に役立てたいと考えている。
【写真】滋賀県教委がすべての県立学校に配備した盗撮カメラ発見器=2026年8月20日、県庁、北村有樹子撮影 盗撮カメラ発見器は、カメラの熱を検知して、発見する。県立学校約60校に1台ずつ配った。
この日は、発見器を使って、体育館で更衣する場所に隠されたスマホを探す練習をした。スマホ付近に発見器を近づけると、画面が赤く反応。参加者の一人は「校内で練習し、すべての教職員が使えるようにしていきたい」と話した。
村井泰彦教育長は「盗撮がされないような抑止力を期待している」という。
学校現場では体育・部活での着替えなど、盗撮が起こりやすい環境があるという。講習会では、カメラを設置しにくい環境づくりとして、定期点検を継続すること、教室やトイレ、更衣室にあまりものを置かないといった対策が紹介された。校内点検のポイントは「不自然さ」であり、ドアや壁に穴がないか違和感に気付くことが大事だとの説明があった。(北村有樹子)
朝日新聞 - 2026/08/22 10:45