相模原市立小学校の教諭が勤務先の女子トイレを盗撮した事件を受け、市教育委員会はカメラの探知機を使って市立学校内を巡回・点検する再発防止策を講じる。警察OBの市職員らが、今月から抜き打ちで各校を訪れて実施する予定。
【アンケート結果】どうする教員の性暴力対策 防カメに慎重な教育現場 市教委によると、6月に市立小の女子トイレで小型カメラが見つかり、盗撮を認めた男性教諭(26)を懲戒免職処分にした。元教諭は性的姿態撮影処罰法違反などの罪で起訴され、横浜地裁相模原支部で公判中。
市教委は探知機を6台購入し、各校での巡回・点検は性犯罪などに詳しい警察OBの職員が主に担う。併せて探知機を各校にも貸し出し、校内の自主点検をしてもらう。【佐藤浩】
毎日新聞 - 2025/11/02 16:15