海上自衛隊岩国基地は職場内のトイレに小型カメラを設置し盗撮したとして27歳の海士長を停職70日の懲戒処分としました。
7月28日付で停職70日の懲戒処分を受けたのは海上自衛隊岩国基地第31整備補給隊の27歳の海士長です。
海上自衛隊によりますと海士長は2022年11月、職場内のトイレの便器の内側に小型カメラを設置し盗撮したということです。
掃除中の隊員が小型カメラを発見し事案が発覚。
海士長は「自身の欲求を満たすためにトイレに侵入し小型カメラを設置した」と話しているということです。
またこの海士長は2023年2月に行われた課程教育の筆記試験でカンニングも行っていたということです。
第31整備補給隊の白石俊彦1等海佐は「このような事案を生起させましたことを誠に申し訳なく思っています。同種事案の再発防止のため、隊員に対する服務指導、教育を徹底します」とコメントしています。
また海上自衛隊岩国基地では2023年10月に歯科医院で抜歯を行った際に診断書を自ら加筆・修正し保険金を不正に請求したとして20代の別の海士長を7月28日付けで停職30日の懲戒処分としています。
KRY山口放送 - 2025/07/28 10:41