学校での盗撮被害を防ごうと、徳島県内の露店など約200店舗が加盟する県移動店舗事業協同組合が7日、徳島市の小・中学校と高校全46校に盗撮探知機を寄贈した。
同組合が購入した盗撮探知機は、カメラの電波や赤外線、磁気を探知する。近く、市教委が各学校に1台ずつ配備する。定期的に校内を見回り、隠しカメラがないか点検する。
同日、市役所で感謝状贈呈式があり、組合の坂東一郎理事長が「学校での盗撮事件が(全国で)相次いでおり、子どもたちの安全が脅かされていることに胸を痛めていた。安全に通える学校生活のために役立ててほしい」とあいさつした。
その後、松本賢治・市教育長が坂東理事長に感謝状を手渡し、テスト用に用意した1台の動作を確認した。
読売新聞オンライン - 2025/10/08 11:18