スポーツ競技中の女子選手を盗撮したとして、群馬県警は県内の警察署に勤務する男性巡査部長を県迷惑防止条例違反の疑いで前橋地検太田支部に書類送検した。
監察課によると、巡査部長は3月中旬、県内のスポーツ施設で、女子選手の下半身をデジタルカメラで撮影した疑いがある。書類送検は5月21日付。巡査部長は6月20日付で減給10分の1(1カ月)の懲戒処分を受け、同日依願退職した。
巡査部長はほかの女子選手も同様に撮影していたといい、県警に「雑誌に女子選手の胸やお尻のアップ画像が載っているのを見たことがあり、自分が撮ったらどう撮れるかと思って撮影してみた。本当に愚かなことをした」と説明したという。(小幡淳一)
朝日新聞 - 2025/07/15 13:45