5月、自分が勤務する小学校の女子トイレに侵入し児童を盗撮したとして、性的姿態等撮影などの罪に問われている元教諭の男の裁判で、盛岡地裁は15日、懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
【写真を見る】「教諭という立場を悪用し、性的関心のゆがみは根深い」元小学校教諭に有罪判決 5月に勤務先の女子トイレに侵入して児童4人を盗撮 岩手・盛岡 判決を言い渡されたのは、岩手県紫波町内の小学校に勤務していた元教諭で盛岡市黒川の早野広暉被告24歳です。
判決などによりますと、早野被告は5月23日に勤務先の小学校の女子トイレへ侵入し、スマートフォンで児童4人を撮影するなどしました。
判決公判で盛岡地裁の小坂茂之裁判長は、「小学校教諭という立場を悪用した犯行で被告人の性的関心のゆがみは根深い」と指摘しました。
その一方で、被告が懲戒免職処分の社会的制裁を受けていることや、事実関係を認め反省しているなどとして懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
早野被告の弁護人は「控訴しない」とコメントしました。
IBC岩手放送 - 2025/10/15 18:41