教員らが女子児童を盗撮し、画像を共有したとして逮捕された事件で、名古屋地検は7月15日、名古屋市の小学校の教員を起訴しました。
起訴状によりますと名古屋市の小学校の教員、森山勇二被告(42)は、2024年9月、県内の施設で当時9歳の女子児童の下着を盗撮し、画像をSNSのグループに共有した罪に問われています。この事件を巡っては横浜市の小学校の教員、小瀬村史也被告(37)がすでに起訴されています。
子どもに対する性犯罪が相次いでいるのを受け、愛知県警は7月15日、愛知県と名古屋市の教育委員会に対し、対策を要請しました。対策には不審者や犯罪の情報が確認できる愛知県警の公式アプリ「アイチポリス」の利用を保護者や子どもたちに勧めることや、不審者への対応を学ぶ体験型の防犯教室を学校で活用することなどが盛り込まれています。県と名古屋市の教育委員会は教員に犯罪を起こさせないための対策も徹底するとしています。
愛知県教育委員会 橋本具征教育部長: 「(教員が)特にスマートフォンの取り扱い、あるいは公的なカメラ等を使う時にはしっかりと管理職の確認を取るのと、個人のスマートフォンは使わない」
テレビ愛知 - 2025/07/15 18:33