痴漢や盗撮の被害から身を守る方法を学んでもらおうと、警視庁品川署や品川区は15日、同区の私立中高「品川女子学院」で防犯教室を開いた。オンラインを含め生徒約1300人が参加した。
【写真】品川女子学院近くの歩道橋に設置された広角ミラー。盗撮防止の効果が見込まれているという=2026年7月15日午後2時7分、東京都品川区北品川3丁目、平川仁撮影 署員らは、痴漢が通勤・通学時間帯の電車内で多く発生していると説明。スマートフォンの操作などに集中すると周囲の異変に気づきにくくなり、盗撮などの被害に遭いやすくなるとして、「ながらスマホ」を控えるよう呼びかけた。
盗撮などの被害を防ぐため、品川区は26年度から約260万円の予算をかけて、駅のエスカレーターや歩道橋などに、背後を確認できる広角ミラー100枚を設置する予定だ。背後の不審な動きに気づきやすくするとともに、犯行を思いとどまらせる効果も見込んでいる。
品川署の脇本史雄署長は「ミラーの設置などを通して、被害に遭いにくい環境を作っていきたい。生徒には、不審人物がいないか周囲に注意を払い、見つけたら110番してほしい」と話した。(平川仁)
朝日新聞 - 2026/07/16 06:30