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「iPhoneに盗聴されている気がする」会話内容が広告表示されるのは“錯覚”か。デジタル広告の正体とは

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3月、SNSで投稿されたこんなポストが1800万インプレッションを超える注目を浴びた(6月4日時点)。

「iPhoneに盗聴されてる気がするんだけど気のせい?わたしの会話全部聞いてなかったら出ないだろみたいな広告が明らかにそのタイミングで出てきてる気がする」 要するに、電話で話をした内容が広告に表示されることがあり、電話の会話がiPhoneに聞かれて広告に利用されているのではないかというのである。実は、オンラインでの議論や、筆者の個人的な知人などとの話からも、この盗聴疑惑を抱いている人は少なくない。

ただ先に答えを言うと、通常の電話の会話では内容が盗聴されているとは考えにくい。Apple社は勝手にユーザーの会話を盗聴して広告を表示するために使っておらず、iPhoneが盗聴しているというのは「陰謀論」の類だと言えるだろう。もちろん盗聴をすることは技術的には可能だが、勝手に会話を盗み聞きするというのは、日本のような国によっては違法行為にもなるのでできない。

一方で、冒頭の投稿のように、実際に会話した内容にぴったりの広告が表示されることはあるだろう。ただそれは会話を聞かれたのではなく、また、偶然でもなく、その前後にオンラインで関連情報を検索しているなど、別の場所で情報が拾われて広告に使われていると考えたほうがいい。

「自分は検索などしていないのに出てくる!」という人もいるかもしれない。それでいて広告として現れる場合、こんなことも考えられる。通話の相手が、会話に出てくる内容についてかなり情報収集している場合だ。そうなると、その相手から情報やメッセージなどが自分に送られてきた場合も関係性が一致して広告として表示される可能性もある。鍵となるのは、関係性とひも付け、である。

例えば、別の人間が同じIPアドレス(ネットアクセスする際の通信の住所)を一定期間使っていたり、SNSから拾われた位置情報な

All About - 2024/06/05 21:25


 

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