マカオ司法警察局は7月6日、マカオのカジノ施設内でバカラゲームの状況を隠しカメラを使ってライブ中継し、現場にいない客に遠隔ベットをさせたとして、同月5日未明にコタイ地区とマカオ半島に所在する2つのカジノ施設において、中国人(中国本土居民)の男2人を相次いで逮捕したと発表。
いずれも違法行為が疑われる客の不審な動作に気づいたカジノ施設の警備部門から同局への通報をきっかけに発覚したもので、同局ゲーミング犯罪調査処の警察官が現場に駆けつけ、被疑者に対する調査を実施したところ、スマートフォンを胸の位置で固定し、カメラの位置に小さな穴を開ける改造を施した衣服を着用し、ゲームの状況を盗撮してライブ中継するとともに、スマートフォンの通信アプリと耳の穴の中に収まるワイヤレス接続のマイクロイヤホンを通じて客からの指示を受けて代理ベットを行い、不当な利益を得ていたことが明らかになったという。
同局では、捜査で得られた情報を総合判断し、上述の男2人について、違法オンライン賭博経営罪で検察院送致する方針。
なお、同様の事案は前月(6月)29日にもマカオ半島中区のカジノ施設で発生しており、1週間以内に3件となった。同局では、現時点で組織的な犯行を示す証拠は得られていないが、その可能性も含めて捜査を進めているとした。
マカオ新聞 - 2026/07/07 20:30