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逮捕されたら その4 (記事で見る受刑生活 続き)

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逮捕された後の実録 その4

前回はロケットニュースのウェブサイトに掲載されていた府中刑務所に関することを書きましたが、同サイトにはそれ以外にも府中刑務所の文化祭に関する記事が掲載されていましたので、これらに触れつつ再度府中刑務所での受刑生活について思い返していきます。

ウェブサイトに掲載されている文化祭は2015年のものと2016年のもののようです。

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掲載されている写真には府中街道とJR武蔵野線を挟んで刑務所の隣にある東芝の工場の建物などが写っており、運動の時間などで外に出るといつもあの建物が見えていたので当時のことを思い出します。

前回の記事でも触れた居室内の模型の単独室版があったようなのでこれに関する点と、受刑者の食事を再現したという弁当やパンの写真などから食事に関する点に触れてまいりたいと思います。

府中刑務所は単独室が多い?

前回取り上げた共同室の模型はこちらですが、単独室の模型もあったようで同じく掲載されていました。二段ベッドが入っているので収容人員が比較的多かった時代に作られた模型なのかもしれません。

今では二段ベッドがなくなっており、テレビも模型内で描写されているブラウン管のものではなく薄型の液晶テレビになっています。それ以外は概ね模型の通りといった感じでしょうか。

刑務所としては日本で最も収容人員が多いので他の施設よりも単独室が単純に多いというのは当たり前なんですが、刑務所内にわざわざ国際対策室という部署が作られていることからも外国人受刑者の人数も非常に多くなっており、そのため単独室を多くして対応していると思われます。

他の施設も含めて外国人受刑者の日本語の習熟度はピンキリですが、日本語が全くわからない外国人受刑者が府中刑務所は特に多かった印象があります。生活習慣や文化が違う上に日本語でのコミュニケーションができない外国人受刑者を共同室に入れてしまうとトラブルが頻発することが目に見えていますが、単独室で生活させておけばとりあえずそういったトラブルは防げます。

ところで、筆者は府中刑務所での新入訓練を終えた後に養護工場の衛生係(掃夫)として配役されました。養護工場とは高齢の受刑者や身体が不自由な受刑者、恒常的な投薬治療を受けている受刑者などが集められている工場で、配役されるまでのイメージでは高齢者の介助が中心だと思っていました。

しかし今日びは60代70代でもまだまだ元気で自分のことは自分でできてましたし、投薬治療を受けているだけの40代50代の受刑者も多かったので介助的な作業はほとんどありませんでした。概ね50人前後の工場内で介助が必要なレベルの受刑者は多くて2人といった程度だったでしょうか。

そして、養護工場の衛生係には単独室が割り当てられていました。もともとは衛生係も他の養護受刑者とともに共同室で生活していたとのことでしたが、養護受刑者だけにインフルエンザなどが流行りだすと伝染るのが早く、それで衛生係が欠けると支障が出るとのことで1人ずつ単独室に分けられたとのことです。

基本的には集団生活の刑務所において作業後は1人になれる単独室で生活できるのは大変ありがたいものがありました。共同室では他の人に常に気を遣って生活しなければなりませんが単独室なら気を遣う相手もいません。

上述のような理由で単独室が割り当てられているものの単独室自体には割とポツポツ空きがあり、全体として収容人員が減っている影響もあったと思われますが、府中刑務所では単独室の割合が多めになっているように感じました。

配食担当者は大きめのパンが選べる

受刑者の食事を再現したというプリズン弁当が文化祭で販売されていたようでそれらの写真も掲載されています。2015年のものはかなりしょぼいですが、2016年のものを見るとややグレードが上がっているように見受けられます。

写真に写っているしば漬けなどの漬物や酢の物は出来合いの惣菜なのでプリズン弁当というのはどうかという気もしますが、それらも含めて府中刑務所で出てくるメニューなのは間違いありません。わざわざ炊場で作っているのか、外部の業者に作ってもらっているのかはわかりませんが、いずれにしても府中刑務所で食べた記憶があるものです。

また、刑務所特製パンとしてパンも販売されていたようでその写真も掲載されています。通常のパンとレーズンパンの2種類ですがいずれも刑務所の食事で出てくるものと同じパンです。ちなみに、ほとんどは通常のパンのみですが、月に一度か二度ほど写真のレーズンパンや、それとは別にチョコチップが混ぜ込まれたチョコパン、生地に紅茶やコーヒーが混ぜられた紅茶パンやコーヒーパンが出てきます。

なお、府中刑務所では他の施設と比較してパン食の回数が多く設定されています。割合が多い外国人受刑者への対応の一環と見られますが、他の施設でのパン食がだいたい月に4回ほどであるところ、府中刑務所では火曜日と木曜日、土曜日と日曜日の各夕食時はパン食になります。

前回の記事において「厳しい検食を行う刑務官が非常に多かったのでより多く食べていたわけではない」と書きましたが、パンは検食されない例外があったのを思い出しました。

刑務官が行う検食は、大きな器で運ばれてくるオカズを均等に分けているかをチェックするものですが、ご飯(米7:麦3)は1人分の量が量られた上で1人分ずつお椀で運ばれており、パンも同じ大きさで作っていることになっているのでこれらについてはチェックされません。

ただ、機械ではなく人の手で作っているものなのでどうしても大きさがまちまちになります。そのため、配食担当者は特にパンにおいては大きいものを分けておいてそれを自分たちの部屋に入れていました。大きさが違うといってもたいした違いではないのですが、特にパンはできるだけ大きいものを食べたいという配食担当者の共通認識がありました。

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