盗撮などの性犯罪での逮捕やその前後に関する情報を配信してまいります。

盗撮で逮捕される日

ニュース考察

先週の盗撮事件ニュース(2月20日~2月26日)

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先週報道された盗撮に関するニュースに触れてまいります。

女装姿で女子トイレ侵入し盗撮 容疑で27歳アルバイト男逮捕「欲求おさえられなかった」

駅の女子トイレに侵入して盗撮用のカメラを設置したとして、警視庁八王子署は、建造物侵入と東京都迷惑防止条例違反の容疑で、八王子市石川町のアルバイト従業員(27)を逮捕した。調べに対し、「欲求をおさえられなかった」などと話し、容疑を認めている。

逮捕容疑は1月11日、八王子市明神町の京王八王子駅構内の女子トイレに女装して侵入し、個室内にコンセント型の盗撮用カメラを設置して女性の下半身を撮影したとしている。

個室に入った清掃員の女性(55)がカメラに気付き、八王子署に届け出た。同署がカメラの画像を解析したところ、カツラで女装した容疑者が写っていた。

同署は容疑者の自宅から女装用のスカートやパソコン、ハードディスクなどを押収しており、余罪についても調べる。
引用元 : 産経ニュース 2017年2月21日 19時57分配信
※被疑者の氏名部分を修正しております。

先週は住居(建造物)侵入を伴ったカメラ設置型の盗撮事件ニュースが続き、これはそのうちの1件となります。女装して更衣室などに立ち入る発想は古くからあり、この事件も手口としてはそれらと同種のものと言えます。

女装姿が不自然だったことで通報されて現場でお縄を頂戴するといった場合もありますが、この事件では設置していたカメラに被疑者の姿が映り込んでいたことが命取りになっています。いわゆる逆さ撮りによる盗撮では撮影者の顔が映り込むことがあまり多くないのと対照的に、カメラを設置するタイプの盗撮ではこうした映り込みが容易に起こり得るのになぜその点に注意を払わないのか不思議に感じます。

また、カメラのバッテリーが切れたり記録媒体がいっぱいになったりするので定期的に回収や交換に訪れていたとも思われますが、この事件は現行犯逮捕ではないので被疑者が来るのを待ち構えていたわけではなく、映り込んでいた顔などから被疑者を特定して後日逮捕したものと見られます。

そして、カメラの回収や交換に行ったところそのカメラが無くなっていたということになり、それは必然的にカメラが誰かに見つけられたと推測できますので、逮捕されるまでの約1か月間は生きた心地がしなかったのではないでしょうか。

女性宅の脱衣所に盗撮カメラ、中には仕掛けた男の画像が… 東京・狛江

昨年12月、狛江市のアパートで1人暮らしの30代の女性宅に男が侵入し、カメラを設置する事件があり、警視庁調布署はカメラに写った男の画像を公開し、住居侵入などの容疑で男の行方を追っている。

調布署によると、昨年12月12日午後6時ごろ、帰宅した女性が脱衣所の洗濯機の排水ホースに小型のカメラが設置されているのを発見、110番通報した。

設置されたカメラに写っていた男は20代くらいで短髪黒髪、眼鏡をかけて黒っぽい上着と灰色のズボンを着用していた。
引用元 : 産経新聞 2017年2月21日 19時34分配信

警視庁が画像を公開しての捜査に踏み切ったことでワイドショーなどでも取り上げられており、先週の盗撮事件ニュースの中では最も話題になった事件でした。被害者の女性とは面識が無い、施錠していたから勝手に合鍵を作ったのではなかろうか、などといったことで不気味に感じられたのでしょうか。

公開された画像は鮮明とは言えないものの顔は確認できるものだったので逮捕も時間の問題と見られていましたが、金曜日に警察へ出頭したということで改めてニュースになっています。

女性宅に侵入し脱衣所にカメラを設置したとして、警視庁調布署は24日、住居侵入容疑で、東京都狛江市の無職男(28)を逮捕した。同署によると容疑を認めている。

逮捕容疑は昨年12月12日午前7時半から午後6時ごろの間、同市の30代女性が一人暮らしするアパートに侵入し、脱衣所の洗濯機の排水ホースに小型カメラを設置したとしている。

同署によると、男は統合失調症の治療中。他人の家に入ったことを両親に打ち明け、今月24日未明、実家に近い山口県警下関署に母親と出頭した。「女性の裸を撮影しようと思った。無施錠の玄関から入った」と話しているという。

設置したカメラに男が写っており、同署が画像を公開するとともに男を指名手配していた。
引用元 : 産経新聞 2017年2月24日 21時52分配信

被害者女性の供述では施錠されていたということでしたが、被疑者の供述では無施錠だったようです。この辺りで嘘を言っても仕方ないので実際に無施錠だったのかなと思いましたが、たまたま無施錠だった可能性を考えると「カメラを設置したものの回収できない」ということも十分考えられます。回収計画をどのように考えていたのか気になるところです。

その一方で被疑者が統合失調症の治療中ということも報道されています。症状の程度にもよりますが、設置したカメラの回収計画がイマイチ見えてこないチグハグさはそれに起因しているのかもしれません。

しかしながら、女性が住んでいるとわかっている部屋に小型カメラを持って侵入して設置することを行き当たりばったりで実行するのはなかなか難しいものがありますので、もともと狙っていたなど何らかの計画性が見られなくもありません。

ざっと見た感じでは氏名が発表されていないのでそれも統合失調症の治療中ということが影響しているのかもしれませんが、実際に統合失調症なのかどうか、もしそうだとして刑事責任が問えるのかどうかなども今後の調べでは焦点になるのではないでしょうか。

女子高生を盗撮、宮城県警巡査長を懲戒処分

仙台区検は24日、女子高校生のスカート内を盗撮しようとしたとして、宮城県迷惑防止条例違反の罪で、県警交通機動隊の巡査長(34)=仙台市青葉区落合2丁目=を略式起訴した。仙台簡裁は同日、罰金30万円の略式命令を出し、巡査長は即日納付した。

命令などによると、巡査長は1月26日午前8時20分ごろ、青葉区のコンビニエンスストアで高校3年の女子生徒(18)=同区=に背後から近づき、制服のスカート内をスマートフォンで盗撮しようとした。

県警は略式命令を受けて巡査長を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とし、巡査長は依願退職した。

巡査長は県警の調べに「昨年4、5月ごろから月1、2回、同じコンビニで女子高校生を中心に計20回くらい盗撮した」と供述したという。県警は「携帯電話に保存された動画データだけでは被害者の特定が難しい」として立件を見送る。
引用元 : 河北新報 2017年2月25日 10時55分配信
※被疑者の氏名部分を修正しております。

前回の記事でも取り上げていた警察官による盗撮事件の続報のようです。罰金刑と減給処分ということですが結局依願退職してしまっているようですので、ここでも公務員が大きな代償を支払うことになってしまいました。

盗撮した下着等に名前が書いてあったりすることは(あまり)ないでしょうから「携帯電話に保存された動画データだけでは被害者の特定が難しい」という警察の発表はその通りなのかもしれませんが、もともとこの事件での決め手になっている防犯カメラの記録とも突き合わせて確認すれば特定が難しいとは言えないと考えています。

被害者は女子高生が中心ということなので制服などから絞り込むこともできるでしょう。盗撮で逮捕されたとはいえ身内の警察官の余罪を深追いしたくないという姿勢にも感じられてしまいます。

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